中国インターネット情報センター(CNNIC)は10月18日、「生成型人工知能(AI)応用発展報告(2025)」を発表しました。報告によると、中国の生成AI製品のユーザー規模は今年上半期、5億1500万人に達し、累計538種類の生成AIサービスが登録を完了しました。

生成AIはインテリジェンス検索やコンテンツ創作などさまざまなシーンに広く応用されており、工業製造、科学研究などの分野で積極的に模索・実践されています。

報告によると、今年上半期、中国国産生成AI製品のユーザー規模は、昨年12月に比べ2億6600万人増の5億1500万人に達し、普及率は36.5%に達しました。生成AI製品を利用する用途としては、質問の回答に利用するユーザーが最も多く、80.9%に達し、テキストの生成または処理が36.0%、画像や動画生成が33.0%となっています。

このほか、報告によると、今年8月時点で、中国では累計538種類の生成AIサービスが登録を完了し、263種類の生成AIアプリケーションまたは機能が登録を完了しました。中国のAI企業は5100社を超え、71社のユニコーン企業が現れました。今年4月時点で、中国のAI特許出願件数は157万6000件に達し、世界の出願件数に占める割合は38.58%と世界トップとなっています。特許の地域分布を見ると、主に北京、広東、江蘇、浙江、上海に集中しており、全国の60.62%を占めています。(提供/CRI)

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