シルクロード国際博物館連盟は10月19日、アルメニア歴史博物館など8機関の新規加盟を発表し、加盟機関数が180に達しました。内訳は、65の国際機関と115の中国国内機関となっています。

新たに加盟した機関には、イラン・セムナン歴史博物館、サウジアラビア・レッドシー博物館、カタール博物館機構、チュニジア国立遺産研究所、ルーマニア・ブコビナ博物館、キューバ国立装飾美術館、キューバのエル・アカ人形劇場博物館が含まれます。

これらの8機関は、杭州市で同日開催された第3回「良渚フォーラム」のサブフォーラム「伝統の継承と発展:博物館機能の拡大と文化財の活性利用」において、連盟への加盟を発表しました。

シルクロード国際博物館連盟は2017年、中国博物館協会シルクロード沿線博物館専門委員会が、「国際シルクロード絹研究連盟」および「シルクロード国際博物館友好連盟」と共同で発起し、正式に発足しました。

フォーラムでは、中国国家博物館の羅文利館長が連盟を代表して「シルクロード国際博物館連盟杭州宣言」を発表しました。この宣言には、「文明の相互理解を深化させ、文化遺産を守る」「デジタル技術を受け入れ、知識の共有を促進する」「連盟の協力を強化し、シルクロードの価値を広める」など六つの主要項目が含まれています。(提供/CRI)

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