中国のSNS・小紅書(RED)に19日、「日本で1泊1200元(約2万4000円)のホテル(の部屋)が切なくなるくらい小さい。どこにその値段の価値があるの?」との投稿があり、物議を醸した。
熊本のとあるホテルに宿泊したという投稿者の男性。料金は1泊およそ1200元で、「もともととても期待していた」という。しかし、いざチェックインして部屋に入ってみると「こんなに狭いと思わなかった」と驚いた。アップされた部屋の写真を見ると決して広いとは言えず、十数平米ほどしかないようだが、空気清浄機など設備は一通りそろっているようだ。
それでも男性は「普通のビジネスホテルと大差ない」と漏らし、「このホテルの料金の高さは一体どこから来るのか?(部屋に置いてあるペットボトルの)水がタダで飲めるところか?」「こんなに狭いのになぜ浴槽はあるの?(ユニットバスの写真をアップ)。でもアメニティーは置いてないみたいだ」ともつづっている。
男性は、ロビーにくまモンが飾り付けられている様子など計9枚の写真をアップしており、宿泊者専用ラウンジでウエルカムドリンクが提供されるサービスもあったようだ。
中国のネットユーザーからは「それは確かに高すぎだね。同じくらいの広さなら東京でも1万円くらいで泊まれる」「(そこは)ちょっと新しめのビジネスホテルって感じだな。週末とか祝日は(料金が)2倍に跳ね上がる」「日本のホテルの宿泊料金は本当にコロナ前と比べて相当高くなった。円安なのに」「円安だからこそ値上げしてるんじゃないの?」「2019年に泊まった大阪の民宿は今年また値上がりした(涙)」といった声が寄せられた。
また、「国内と現地のアプリとで(宿泊料金を)事前に比較してみた方がいい」「日本のアプリなら1泊5000円もしないホテルがたくさん見つかるよ」「土曜日は日本のホテルはどこも高いよ」との声がある一方、「自分が貧乏なのを恨むんだな」「予約する前によく確認しておくべきだったね」「価値のあるなしは知らんけど、金がないなら旅行なんてするなよ」など男性の非を指摘する声も。
このほか、「日本のホテルは狭いことは狭いけど基本的に何でもそろってる。私はいつも東横インで、1泊300~500元(6000~1万円)」「私は安くて清潔ならいい。設備が古いのも部屋の狭さも気にならない。10平米しかなくても清潔なら満足」「アメニティーはたぶん自分で取っていくタイプだよ。フロントのそばにあると思う」などのコメントも寄せられていた。(翻訳・編集/北田)











