中国SNSの微博(ウェイボー)で、「韓国、ゲーム産業で中国に追い抜かれたと認める」という話題が関心を集めた。
微博アカウント「中国網看点」によると、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は先日、「過去の政権はゲーム産業を支持せず、逆に抑圧政策を行ってゲームを違法薬物と共に『四大中毒物質』に並べた」と述べ、もともとリードしていた韓国のゲーム産業が中国に追い抜かれたと指摘した。
李大統領はまた、「ゲームは中毒物質ではなく、国家戦略産業であるはず」「ゲーム産業は韓国の文化コンテンツ産業の重要な構成部分だ」と強調。こうした発言は韓国政府のゲームに対する態度が大きく転換したことを示すもので、これまで社会問題と捉えられてきたゲームは文化輸出や経済の成長エンジンとしての位置付けに変化している。
これを受け、専門家からは「政府主導の『汚名払拭(ふっしょく)』が加速するにつれ、人々のゲームに対するネガティブな印象が徐々に薄れ、eスポーツなどの新興分野がさらに発展する可能性がある」との見方が出ているといい、中国のあるネットユーザーは「現実に即している。今、ゲームは本当に稼げるから」と反応。また、「何でも中国と比べるのはやめてほしい」という声がある一方、「韓国のeスポーツはもうすごいでしょ?。私が読んだeスポーツの小説はどれも韓国を目標にしていたけど」などの声も聞かれた。(翻訳・編集/野谷)











