今年の10月は16回目の全国「敬老月間」です。北京にある中国宋慶齢青少年科学技術文化交流センターは21日、「シルバーエージの輝き・共に未来を育む」と題した敬老月間イベントを行いました。
会場では、書道、中国画、版画など伝統芸術の体験エリアが同時にオープンし、多くの高齢者をひきつけました。
参加した李恵群さんは、「とてもうれしい。今の高齢者には不足するものは何もなく、気分が良ければすべてがうまくいく」と満足げに感想を述べました。
また、同センターは、高齢者モデルによるウォーキングショー、創作舞踊、茶道、中医学的養生法などを含む多くの体験コースを設け、学習ニーズの多様化に応じています。
ウォーキングショーに参加した田秀芳さんは、「モデルとして歩くことはスタイルの維持や、気品の向上に特に役立つと感じている」と話しました。
このほか、高齢者たちはスマート科学技術と生活関連の講座を通じてデジタル時代の便利さも体験できます。教官の指導の下、AIツールを利用して自撮り写真で動画やアニメ風のキャラクターを生成することを学んでいます。
イベントに参加した薄海さんは、「私たち高齢者もアップデートしなければならないし、この時代について行かなければならない。新しい方法を身に着けて、定年後の暮らしに少しでも楽しさを加えるようにしなければならない」と話しました。(提供/CRI)