中国メディアの北京日報は23日、「中国人はカラスを食べる」との発言を捏造した日本のテレビ局が処分されたと報じた。
記事は、産経新聞の報道を引用。
今年3月24日に放送された同番組内では、街頭インタビューに応じた中国出身女性が「中国ではあまりカラスは飛んでいない」という話題の後に「みんな食べてるから少ない」「とにかく煮込んで食べて終わり」などと発言したように映っていた。これにより中国のネットユーザーから誹謗中傷にさらされることになった女性は、「『中国人がカラスを食べる』とはひと言も言っていない。中国ではハトを食べる文化があるため、道端でハトを見かけることが少ないと話しただけ」「(煮込むという発言は)最近、火鍋をよく食べているという話題で出た。番組側に悪意を持って編集された」と訴えていた。
産経新聞によると、映像を編集したフリーのディレクターは制作会社のチーフディレクターから「オチが弱い」と指摘され、放送された内容に編集し直した。日テレの演出担当者はチーフディレクターに「めちゃくちゃな編集をしていないか」と聞いたが、フリーのディレクターに確認することなく否定したという。
中国のネットユーザーからは「バカじゃないの」「自業自得」「中国には美食は多いが、われわれはカラスは食べない!」「そもそも国内にカラスは少ない。私はほとんど見たことがない」「われわらがカラスを食べるというのは真実ではないが、日本人がクジラを食べるのは真実」「クジラは人類の友人。日本人はなんて残酷なんだ」「日本人はイルカも食べる」「日本は捏造ばかり」「というか、実際にカラスを食べるのは日本人だろうに(ジビエとして食べられる)」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)
 
                         
                             
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                    










