毎年10月23日は「世界ユキヒョウの日」です。中国北西部の寧夏ホイ族自治区銀川市では同日、「世界ユキヒョウの日」にちなんだチャリティーキャンペーンが開催されました。

イベントで発表されたデータによると、中国のユキヒョウの個体数は2013年の約2500頭から現在は約5000頭に増加し、生息地の面積は208万平方キロメートルに拡大しました。

寧夏賀蘭山国家級自然保護区はユキヒョウ再定着の重点エリアとして、2021年にユキヒョウの定着に初めて成功して以来、5年間で6頭を定着させました。衛星測位や赤外線カメラなどの技術により、自然に戻されたユキヒョウの健康状態と活動軌跡の全過程を正確に追跡し、累計1万件以上の追跡地点の有効なデータが送信され、ユキヒョウ関連映像資料も40回以上記録され、自然に戻されたユキヒョウが良好な生存状態を維持していることが明らかになりました。同時に、保護区内に設置されている400台余りの赤外線カメラは83のモニタリングネットワークを構築し、ユキヒョウ個体群の回復、生息地の科学的修復に正確なデータ支援を提供しています。(提供/CRI)

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