中国商務部によれば、2025年の自動車買い替え補助金の申請件数は、10月22日時点で1000万件を上回りました。うち旧車を廃車にしての新車購入は340万件以上で、旧車を下取りに出しての新車購入は660万件以上でした。

自動車買い替えの補助政策は、中国の自動車のグリーン転換を有効に促進しています。今年は自動車買い替えで新規購入された自動車のうち、新エネルギー車が占める割合は57.2%に達し、1~9月の新エネ車の小売り販売は前年同期比24.4%増で、市場浸透率は52.1%に達しました。うち9月の市場浸透率は57.8%に達し、7カ月連続の増加でした。

一方で、同政策による資源の循環利用も進んでいます。今年1~9月の廃車回収は前年同期比47.9%増の734万5000台でした。このことで、累計約710万トンの鉄鋼、92万トンのアルミニウム、93万トンのプラスチックを回収でき、2100万トンを超える炭素の排出削減が実現したとのことです。(提供/CRI)

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