中国共産党中央委員会は10月24日午前、記者会見を開き、中国共産党第20期中央委員会第4回全体会議(四中全会)の精神を紹介しました。

商務部の王文涛部長は、「第15次5カ年計画」期間中、国民総生産(GDP)だけでなく国民総所得(GNI)にも目を向け、「中国の経済」だけでなく「中国人の経済」も重視すると紹介しました。

王部長は、「中国は双方向投資協力の空間を拡大していく。『中国への投資』というブランドを拡充し、外資誘致の新たな優位性を構築し、透明で安定し予測可能な制度環境を整える。また、対外投資管理を効果的に実施し、海外総合サービスシステムを健全化し、生産・供給チェーンの合理的かつ秩序ある越境配置を誘導していく」と述べました。

一方、国家衛生健康委員会の雷海潮主任は「第15次5カ年計画」について、「今後5年間の努力を通じて、中国人口の1人当たりの平均寿命を現在の79歳から1歳引き上げ80歳前後にしたい」と表明しました。雷主任は、「これは人々の美しく健康的な暮らしへの新たな期待に応える象徴的な取り組みだ。また経済社会が各分野で質の高い発展を遂げる総合的な成果の反映でもあり、十分に実現可能だ」と自信を示しました。(提供/CRI)

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