中国国営中央テレビ(CCTV)によると、北京の警察当局はこのほど、偽札の製造拠点8カ所を摘発し、15人を逮捕して偽札250万元(約5250万円)余りを押収した。

警察は不審な取引を追う中で偽札のひな形の画像を発見し、購入者が偽札製造に関与している可能性が高いと判断。

手掛かりに基づき摘発に成功した。

警察によると、容疑者は全員「00後」と呼ばれる2000~2009年生まれの若者で、未成年者も含まれていた。海外のソフトウエアで偽造技術を学び、家庭用プリンターで印刷して、仮想通貨決済で販売していた。偽札製造だけでなく偽造技術の伝授でも利益を得ていたという。(翻訳・編集/柳川)

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