2025年10月29日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で、日本におけるクマの被害が深刻化していることが紹介されてネットユーザーの注目を集めた。
北京ラジオ・テレビ局の微博アカウント「北京時間」は29日、4月からの今年度に日本でクマに襲われて死亡した人がすでに10人に達し、10月だけでも78人がクマに襲われて負傷し、中でも秋田県が35人で全国最多になっていると紹介した。
そして、先日就任したばかりの小泉進次郎防衛相が自衛隊を通じた地方支援を行う意向を示し、防衛省関係者の話として「駆除したクマの死体の輸送や処理などを含む、自衛隊派遣による後方支援をすでに検討している」と伝えた。
この件について、中国のネットユーザーは「人は減ってるのに、クマの数はどんどん増えている」「日本はどうしてこんなに野生のクマが多いのか」「名前を日本から『熊島』に変えたほうがいいのでは」「日本ではクマの肉を食べるんでしょ」「クマの手のひらを中国に輸出したらいいよ」と言ったコメントを残している。
また、あるユーザーは「サルがサツマイモを洗って食べる習慣が広まっていったように、放置された人間の遺体を食べることで、人間を食べ物とみなすクマが増え始めている」との日本の報道を紹介。これに対して他のユーザーからは「クマって木を倒すことにしか興味がないんじゃないの」「全部射殺してしまえばいいのに」「食物連鎖の頂点だった人間の上に新たな階層ができた」「クマは頭がいいから、本当に恐ろしい」といった感想が見られた。(編集・翻訳/川尻)











