2025年11月7日、中国のSNS・微博(ウェイボー)で、老老介護に疲れて102歳の母親を殺害した罪に問われた71歳の女の裁判が日本で行われたことが紹介され、注目を集めた。
北京日報は7日、日本メディアの報道を引用して、東京都内で102歳の母親を殺害した疑いで逮捕、起訴された71歳の女の初公判が5日に行われたことを紹介。
日本の深刻な高齢化の現実を浮き彫りにするこの事件は中国で大きな注目を集め、トレンドワードランキングの上位に入った。
中国のネットユーザーからは「71歳になってもまだ高齢者の世話をしなければならないなんて……」「正直、とても悲哀を感じる」「老老介護は本当に難しい」「われわれもきっと将来こんな状況になるんだよ」「もし中国なら住民委員会などが支援や指導をしてくれるだろうから、こういったことは避けられるんじゃないかなと思う」「自活できない長寿は自分と家族それぞれにとって悲しいこと。安楽死制度という話にもなるよね」などのコメントが寄せられ、被告に対して同情を示したり、「明日はわが身」という不安感を吐露するユーザーが多く見られた。(編集・翻訳/川尻)











