中国メディアのIT之家は9日、中国ブランドのスマートフォンが中南米市場で爆発的に売れ、市場シェアは60%を超えているとする記事を掲載した。

記事はまず、中国税関総署が7日発表した最新の貿易統計によると、1~10月の機械電気製品の輸出額は前年同期比8.7%増の13兆4300億元(約290兆880億円)で、輸出全体の60.7%を占めたことを紹介した。

その上で、「中国スマホは近年、中南米市場で販売好調が続いている」とし、シンガポールの調査会社カナリスによると、中国スマホの中南米市場におけるシェアは60%を超え、ペルー市場では70%に達していると伝えた。

スマホの年間出荷台数が900万~1100万台で安定しているコロンビア市場については、「中国ブランドはオフラインの販売チャンネルを積極的に開拓し、現地市場への浸透に成功している」とし、コロンビアの小米(シャオミ)ブランドマネジャー、ウー・ジエ氏によると、同ブランドは2021年以来、4年連続で市場シェア1位の座にあり、25年第2四半期(4~6月)のシェアは30%に達したと伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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