中国メディアの北京日報は16日、「日本の市民から『日本には戦争を扇動する首相は必要ない』との声が上がっている」と報じ、日本国内からも高市早苗首相への批判の声が上がっていることを強調した。
同記事は高市氏の台湾をめぐる発言について、「日本の政界、学界、さらには世論にも高市氏への批判が響き渡っている」と報道。
また、15日には一部の市民らが首相官邸前で高市氏に対する抗議デモを行ったことを取り上げ、現場で市民らが「軍拡よりも生活守れ!」「高市辞めて!」「外交できない、総理は向かない!」などと声を上げる動画を掲載した。
この報道に中国のネットユーザーからは「数百人程度の抗議をいちいち報道するな」「100人程度のデモを得意げに報道するのかよ」「100人やそこらでしょ。彼女が首相になるってことは、彼女を応援している人が多いってことだ」「ごまかすな。高市氏の支持率は80%近くだ。支持している人が圧倒的」など、「日本の市民は反発している」というニュースの見せ方に疑問を呈する声が相次いだ。
このほかにも、「やめろよ、うそくさい」「日本に対して幻想を抱く必要はない」「こういうニュースを流すな。われわれは見たくない」「世論戦があからさますぎる。彼らは戦争をしたがっているんだから、相手になってやればいい」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)











