ウクライナのゼレンスキー大統領は11月12日、総額1億ドル近い大規模な汚職事件についてビデオ演説を発表し、エネルギー分野をめぐる汚職は「絶対に容認できない」と強調しました。同国のフリンチュク・エネルギー相とハルシチェンコ司法相(前エネルギー相)は同日、辞表を提出しました。

ゼレンスキー氏はビデオ演説で、「司法相とエネルギー相は、もはやその地位にとどまることはできない」と述べました。その後、スビリデンコ首相はソーシャルメディアに投稿し、ハルシチェンコ氏とフリンチュク氏の解任に関する動議を最高ラーダ(議会)に提出したと明らかにしました。2人は同日午後、法的手続きに従ってそれぞれ辞表を提出しました。

ウクライナの法律によると、最高ラーダは閣僚の任命または辞任を正式に承認する権限を有しています。(提供/CRI)

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