シンガポール華字メディアの連合早報は17日、「中国と日本の関係悪化で韓国ロッテ観光開発の株価が9.5%超の大幅高」とする記事を掲載した。
記事によると、ロッテ観光開発の株価は17日午前11時58分に前営業日比9.5%超の大幅高となった。
記事は、高市首相の7日の台湾有事を巡る発言を受け、中国政府が中国国民に対し日本への渡航を控えるよう注意喚起するなど両国の緊張関係が続いていることや、韓国が9月から中国の団体観光客に対してビザ免除入国政策を試行していることに触れた。
そして、「韓国の多くの旅行会社によると、中国政府の最近の友好的な姿勢が中国人観光客の誘致を容易にした。特に10月末から11月初めにかけての習近平(シー・ジンピン)国家主席の韓国訪問と李在明(イ・ジェミョン)大統領との会談を受け、中国人観光客の韓国訪問意欲がさらに高まると予想される」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)











