「ウルトラマンA」で主人公の北斗星司役を演じた俳優の高峰圭二さんが17日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、台湾有事をめぐる高市早苗首相の発言を念頭に、「中国と喧嘩して何の得があるのかな~仲良くする努力こそ平和維持の肝だと思うんですが!」とコメントした。

中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は同日付で配信した記事で、高峰さんの投稿を取り上げ、「私は高峰さんの意見に賛成します。

両国が交戦することに何かメリットがありますか。いや…不幸をもたらすだけだ!」「こんなピュアな理、高市政権はどうして分からないのですか。唯一考えられるのが、自民党の政治家がこの紛争の中でなにか得を得るしかない!」(原文ママ)などの声が寄せられたことを紹介した。

中国のSNS、微博(ウェイボー)でも同日、あるアカウントが「#ウルトラマン俳優が高市早苗に苦言#」とのハッシュタグを付けて高峰さんの投稿を取り上げると、中国のウェイボー利用者から「さすがウルトラマンA」「その通り」「正義のために声を上げた」「それでもやはり日本とは仲良くするのが望ましい」などの反応が見られた。(翻訳・編集/柳川)

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