「2025年世界中国語会議」が14日から16日まで北京で開催され、160以上の国と地域の教育当局、国内外の大学関係者、中国駐在の外交官など約5000人が参加した。

会期中、中国教育部中外言語交流協力センターが中国語検定「HSK3.0」を発表した。

「HSK3.0」では、レベル別の試験とレベルをまたぐ試験を組み合わせ、中国語レベルを従来の6段階から9段階へと増やし、HSK7~9級試験ではレベルをまたいで「三つのレベルに一つの試験で対応する」試験方法を追加した。また、複数の中国語学習用デジタル・スマート・プラットフォームも発表した。

現在、中国語は86カ国の国民教育システムに組み込まれており、海外の中国語学習者・使用者は累計2億人を超える。中国語コンテスト「漢語橋」には、これまでに160以上の国と地域から延べ180万人を超える青少年が参加した。

中国教育部中外言語交流協力センターの統計によると、今年上半期のHSK有料受験者人数は41万人を超え、前年同期比で約20%増加した。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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