中国SNSの微博(ウェイボー)で、「約49万1000枚の日本行き航空券がキャンセルされた」との話題に注目が集まった。
高市早苗首相の台湾有事をめぐる発言に中国は反発を強め、中国外交部は14日に日本への渡航自粛を自国民に呼び掛けた。
こうした中、中国メディア・環球時報の微博アカウントは18日、「まれに見る規模のキャンセルだ」として香港メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストが「15日以降、中国の航空会社は日本行き航空券約49万1000枚のキャンセルを記録した。当初の予約数の約32%を占める規模だ」と17日付で報じたことを伝えた。
ある航空アナリストの分析によると、影響を受けた便の割合は16日が82.14%、17日が75.6%。同アナリストは新型コロナウイルスの流行からこれまでの間に、これほど大きなキャンセルの動きを見たことはないという。
一方、この報道に中国のネットユーザーは続々と反応を示し、「必要がないならこんな時期に行くべきじゃない」「重大な問題の前では国と足並みをそろえないと」という声や、「そんなに多くの人が日本に行くつもりだったの?」「あと68%(キャンセルされていない航空券が)ある」「それでもまだ行く人がいるのか」「中国は人口が多いから49万って実のところ大した数じゃない。行く人は結局行くよ」「行きたい人は別の場所を経由して行くんじゃない」などの声も聞かれた。(翻訳・編集/野谷)











