ここ数日、北京では冷たい風が吹き、街中の木の葉も落ちて、道路は黄金色に染まっている。そんな中、物作りが好きな人たちがこの落ち葉を「風に任せて散らす」だけではなく、落ち葉を使ってマントや魔法使いがかぶるような帽子、おしゃれな小瓶といったアイデア作品を作り、初冬に温もりと興趣を添えている。
黄金色に輝くイチョウの葉を使って作ったマントを身にまとい、頭にはイチョウの葉を使って作った「魔法使いの帽子」をかぶった莱宝ちゃんが地面が落ち葉で黄金色に染まった地壇公園に「登場」すると、瞬く間に注目の的になっていた。ソーシャルメディアを見ると、公園で莱宝ちゃんに会った多くのネットユーザーがさまざまな角度から撮影した莱宝ちゃんの写真を投稿している。
イチョウの葉を使って「限定版アイテム」を作っているのは、莱宝ちゃんの家族だけではない。馬禕迪さんは4歳の息子・図図君と一緒に、今年大流行しているイチョウの葉バージョンの「魔法使いの帽子」を作った。200~300枚の葉を使い、半日くらいかかったという。
イチョウの葉を使ったマントや帽子のほか、陳さんは水を入れたペットボトルと穴あけパンチを持って日壇公園に行き、落ち葉を使ってファンタジックな「秋色のボトル」を作った。まず、パンチを使って、星やハートの形の落ち葉を作り、それを瓶の中に入れて揺らすと、落ち葉の星が揺れ動く。スマホのライトで照らすと、ボトルの中で秋色の落ち葉が光に照らされて揺れ動く素敵な仕上がりになっている。
劉傲さんが地壇公園に持って行った星の形のボトルも「おしゃれ雑貨」となった。劉さんは、「星形のボトルは写真映えするし、それを見て子供たちも集まって来た。楽しみというは自分で見つけるもの。











