2025年11月19日、韓国・朝鮮日報は「高市早苗首相の台湾発言以来、深まっている日本と中国の対立が芸能界にも急速に広がっている」と伝えた。

記事は香港・中国メディアの報道を引用。

日本のボーイズグループ「JO1」が28日に広州で開催予定だったファンイベントが突然、中止になったことを紹介しているほか、中国人メンバーのニンニンが所属するガールズグループ「aespa」に、この問題が「飛び火した」と詳しく伝えている。

aespaは大晦日の「第76回NHK紅白歌合戦」出場が決まったが、出場停止を求めるオンライン署名活動が行われ、19日の時点で7万筆を超える賛同が集まったという。ニンニンは2022年、SNSに「きのこ雲」を思わせる形の卓上ランプの写真を投稿したことで批判を受けていたが、「日中対立のあおりで騒動が再燃した」と記事は説明している。

香港紙・星島日報は「aespaは緊張状態にある中日外交の最大の被害者に浮上した」「aespaが予定どおりステージに立てるかが、中日関係の緊張度を測る風向計となる」などと伝えているという。

aespa紅白反対署名も、日中の対立が芸能界に影響=韓国ネット「K-POPに中国人は不要」
aespa

この記事に、韓国のネットユーザーからは「日本、負けるな!」「韓国は中立を堅持しなければならない」「K-POPは韓国が育てているのに、中日の対立で韓国に被害が及ぶのは残念でならない」「K-POPに中国人を入れるのはやめるべきだ」「芸能界に華僑を含め中国人が多すぎる」「台湾系メンバーがいるK-POPグループが中心になれる絶好の機会とも言える」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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