中国初の光量子コンピューター製造工場が11月24日、南部の広東省深セン市で完成して小規模生産段階に入り、1000量子ビットに達する計算能力を持つ光量子コンピューターの1台目が生産されました。

光量子は電磁相互作用を伝達する素粒子で、光の最小エネルギー単位でもあります。

光量子コンピューターの技術原理は、一つひとつの光量子を特殊な計算空間に並べて入れ、間隔を保ちながら高速で回転させた上で測定することで、1回の計算を数ミリ秒で完了させるというものです。

同工場は、総面積が約5000平方メートルで、研究開発、製造、テストを一体化し、光量子コンピューターの工程化、標準化、大規模生産の実現に用いられます。(提供/CRI)

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