中国北部、内蒙古自治区の中心都市フフホトに位置するフフホト盛楽国際空港で11月25日、実地検証試験飛行が実施され、成功しました。この国際空港は同自治区初の4F級空港(民間空港の飛行区等級で最高ランク)で、試験飛行の成功により、建設段階から就航準備段階に移行しました。
今回の試験飛行は中国の航空大手・中国国際航空により500分にわたり実施されました。同空港の飛行手順、運行基準、通信航法、飛行エリアの路面状況、滑走標識など各検証指標は正常で、業界基準に合致していることが確認されました。
同空港は2020年7月に着工し、2030年までに旅客の年間取扱量延べ2800万人、貨物・郵便物取扱量32万トン、航空機発着数24万4000回の目標を達成する目標に基づき設計されました。ターミナルの面積は32万平方メートルで、2キロ間隔の平行滑走路2本が整備されています。運用開始後は、エアバスA380など大型旅客機の離着陸に対応でき、地域の総合交通サービス能力が大幅に向上すると期待されています。(提供/CRI)











