中国物流購買連合会は11月28日、今年1~10月の物流運行データを発表しました。同期の社会物流総額は293兆7000億元(約6480兆円)に達し、物流運行は全体として「安定しつつ前進」の態勢を維持しました。
産業構造を見ると、工業品物流総額は前年同期比5.3%増となり、社会物流総額に占める割合は88%に達しました。設備製造やハイエンド製造などの分野が依然として主要なけん引役となっています。
企業・個人向け物品物流も高い成長を維持しました。1~10月の企業・個人向け物品物流総額は前年同期比6.4%増となり、全体に占める割合は0.1ポイント上昇しました。オンライン関連の消費物流は引き続き活発で、即時小売やライブコマースなどの新業態が急伸し、関連物流需要は二桁成長を維持しました。
新エネルギー産業チェーンの物流需要も高水準の伸びが続いています。10月のグリーン製品物流量は、新エネルギー車が同19.3%増、車載用リチウムイオン電池が同30.4%増となり、社会物流総額の平均成長率を大きく上回りました。(提供/CRI)











