中国の韓正国家副主席は12月8日、中国を訪問中のドイツのワーデフール外相と北京市内で会談しました。

韓副主席は「中国はドイツと両国首脳間の重要な共通認識を着実に実行に移し、意思疎通と対話を強め、中独の全方位的な戦略パートナーシップを新たな段階に引き上げたい」と表明した上で、台湾問題は中国の核心的利益の中の核心だと強調し、ドイツが一つの中国の原則を厳守するよう望むと述べました。

また、「ドイツは欧州連合(EU)の核心的な大国だ」と述べ、中欧関係の健全な発展の推進に積極的な役割を果たすよう期待を寄せました。

ワーデフール外相は、ドイツ新政権は対中関係の発展を非常に重視し、一つの中国の政策を固く守り通すとした上で、「中国とのハイレベル交流を密にし、全面的な協力をより一層深めることを期待している。ドイツは中国の信頼できるパートナーになりたい」との考えを示しました。(提供/CRI)

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