2025年12月9日、韓国メディア・ソウル経済は、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が韓国国内で余っているコメを、コメ価格が高騰している日本に輸出できないか検討するよう指示したと報じた。
記事によると、李大統領は同日、ソウル・龍山(ヨンサン)の大統領室で開かれた国務会議で、宋美玲(ソン・ミリョン)農林畜産食品部長官に対し、「韓国はコメが余って問題になっているが、日本に契約栽培による輸出を行ってはどうか」と検討を指示したという。
日本で、昨年夏の異常な高温による大凶作に加え、コロナパンデミック後の観光業回復に伴う外食需要の急増により、深刻なコメ価格の上昇が発生している事情を踏まえてのことだとみられている。
大統領の指示を受け、宋長官は「日本はコメに対する関税が非常に高い」とし、輸出交渉は容易ではないとの認識を示した。しかし、李大統領は「日本はコメの価格が3倍も高騰していると聞いている」「日本は韓国とコメの品種が似ており、他国のコメは合わないと思う。日本側と協議してみるように」などと述べ、改めて検討を指示した。
記事は「韓国ではコメの過剰な在庫が長年の課題となっており、今回の発言は余剰農産物の出口戦略として日本市場を視野に入れたものとみられている」と伝えた。
これについて韓国のネットユーザーからは、「余っているなら捨てるより輸出した方がいい」「日本に売れるなら在庫問題も少しは解決しそうだ」「外交カードとしては悪くない発想だと思う」「本当に輸出できるなら農家も助かるのでは?」「日本だってコメが高騰しているなら助け合えばいいじゃないか」などの声が上がった。
一方、「政治的なパフォーマンスに見えてしまう」「話し合うのは自由だけど、現実はそんなに甘くない」「日本のコメ市場は関税が高いから現実的には難しそう」「日本は自国農家を守るから簡単には買わないだろう」「言うのは簡単、交渉は地獄」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)











