中国はこのほど、国際捜索救助諮問グループ(INSARAG)の国家認証手続き(IRNAP)の資格認証に合格し、世界で10番目に認証を取得した国となりました。これは中国都市型捜索救助(USAR)システムが国際的な先進レベルに達し、救助能力が国際社会から高く評価されたことを示しています。

中国は認証取得後、INSARAGから正式な認可を受け、国内の救援チームに対して能力評価を実施し、基準を満たしたチームにINSARAG専属識別バッジを授与し、国際的に認証された専門救援チームの形成を推進することができます。

応急管理部地震救援能力評価委員会は12月3日から4日にかけて、国家地震緊急救援訓練基地で資格認証訓練(評価)を実施しました。訓練は中国地震応急捜索救助センターが主催し、北京市消防救援総隊、国家応急医学救援隊、中国国際救援隊、北京語言大学などと連携し、160人余りの測定参加チームと周辺チームを結成しました。「管理、捜索、救出、医療、後方支援」の5大コアモジュールを中心に、実際の地震災害を模したシナリオで30時間余りの連続実戦評価を経て、効率的な協同救援能力を示しました。

審査専門家チームは国連INSARAGの外国側技術専門家10人と中国側評価専門家10人で構成され、審査段階では「国際+国内」の二重基準を採用し、認証の専門性と権威性を確保しました。(提供/CRI)

編集部おすすめ