シンガポールメディアの『聯合早報』は公式サイトで12月9日付で発表した記事で、日本人歌手の浜崎あゆみさんは上海公演が取り消されたことに続き、1月にマカオで行う予定だった公演も取り消されたと報じました。

浜崎さんは9日にSNSのインスタグラムでこの情報を発表しており、コンサートを楽しみにしていたファンに対して謝罪の気持ちを伝えました。

これに先立ち、浜崎あゆみさんの上海公演は開催前日に取り消しが発表されました。興行を手掛けていた可莱可(上海)文化発展は11月28日にSNSの微博(ウェイボー)を通じて、翌29日に上海浦発銀行東方体育センターで開催予定だった「浜崎あゆみ2025アジアツアーコンサート-上海公演」は中止されると発表し、主催者として払い戻し手続きを開始し、チケット代金は30日以内に当初の支払い経路で全額返金されると表明しました。

報道によれば、高市早苗首相の台湾関連発言により中日両国関係が緊迫したことを受け、浜崎あゆみさんや和田薰さんなど多くの日本人芸能人の中国国内活動が中止または延期されました。

また、中国のバラエティー番組の出演で多くの視聴者をファンにした日本人歌手のメイリアさんはSNSで「一つの中国を支持します」と表明しました。

歌手・浜崎あゆみさん、上海公演に続きマカオ公演も取り消し
北京動物園でファンとの記念撮影に応じる浩歌さん

日本人俳優の浩歌(旧芸名は矢野浩二)さんは11月18日、自らのウェイボーのアカウントで、「私は25年前、単身で中国にやって来ました。最初は見知らぬ地でしたが、ぬくもりのあるこの大地が私にキャリア、友情、人生の意義を与えてくれました。中国は、私の第二の故郷であるだけでなく、『家』というものを再認識させてくれた場所です」と中国語で投稿しました。(提供/CRI)

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