2025年12月12日、台湾メディアの三立新聞網によると、台湾のインフルエンサー「G老板編哥」が掲載した「日本移住を諦めた四つの原因」が注目を集めている。
記事によると、「G老板編哥」は従事する仕事の関係で直近2年では毎月日本を訪れており、「住んでしまった方がいいのでは」と移住を考えたことがある。
記事は「G老板編哥」が日本移住を諦めた四つの理由について紹介した。
一つ目は「食べ物の味覚の違い」で、彼にとって日本食は漬物のような「塩味が濃い食べ物」が多い印象があり、「たまに食べるのならおいしいが、毎日これを食べるのはつらい。1週間くらい日本にいると、私の胃が鹹酥鶏(唐揚げ)や魯肉飯(ルーローハン)、牛肉麺のような台湾の味を求めだしておかしくなりそうだ」という。
二つ目は「花粉アレルギー」で、訪日がスギ花粉症の流行時期と重なると、鼻が不快というだけでは収まらないほどの激しいアレルギー反応に苦しめられる。「旅行の時は大きな問題とは思わなかったが、長期滞在となると鼻がもたない」という。
三つ目は「裂けそうなくらい乾燥した日本の冬」で、台湾と比べて日本の冬は湿気が低く「乾冷」で、「皮膚も、のども、鼻もカラカラに乾いて、暖房をつけたらまるで体をまるごとオーブンで焼かれているような気分。長く住むとしたら、体から水を抜かれ続けるような感じになるのは予想できる」とした。
四つ目は「溶け込めない日本文化」で、自分があまり細かいことを気にしない性格なことから、礼節や順序、決まったあいさつを非常に重視する日本文化には合わないと考えており、「取り繕うようなふりをしたくないとしたら、いろんな点でかち合ってしまうのは明らかだ。良いか良くないかではなく、合うか合わないかが気になる文化もある」という。
最後に記事は「彼はまじめに体験して、旅行で見る日本と生活の場所としての日本が全く違うことに気づいた。











