中国のネットユーザーがソーシャルメディアで、鉄道アプリ12306に北京から上海に向かう高速夜行列車が加わったものの、12月22日の1本しかないと書き込み、話題となっている。
12306でチェックしてみると、それはスマート高速列車・復興号G4165号で、22日午前0時30分に北京南駅を出発して、同5時17分に終点の上海虹橋駅に到着するとなっていた。
電話で12306カスタマーサービスに問い合わせると、同列車はその日の利用者の需要に合わせて増発されるため、片道しか運行しないという。今後、定期的に運行するかは現時点では分からず、他の日の同時間帯の利用を希望する人は12306を通して随時チェックすることができるという。
ソーシャルメディアを見ると、北京と上海を結ぶ京滬高速鉄道はユーモアを込めて「ワーカー専用列車」と呼ばれている。午前0時30分に出発する列車について、あるネットユーザーは「北京で夜11時まで残業しても、翌日の上海の事務所で行われる会議に間に合う」というコメントを寄せている。
実は京滬高速鉄道でこの類の列車が増発されるのは今回が初めてではない。祝祭日の増発のほか、上海で「コンサート専用列車」を2本増発したことがある。11月17日には上海駅を午前0時34分に出発する「コンサート専用列車」G4088号が増発された。この列車は天津南駅のみで停車し、午前5時46分に北京南駅に到着した。2本の列車の始発駅の乗車率は106.8%となり、合わせて2693人が利用した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)











