2025年12月21日、環球網は、日本のネット上で拡散した「外国人が石を投げて威嚇してきた」とされる動画について、実際には日本人側が連日にわたって爆竹を投げ込むなどの挑発を行っていたことが判明したと報じた。
記事は北海道のテレビ局による報道を引用。
しかし、動画が撮影される直前に、撮影者側が店側の敷地内に向けて爆竹やロケット花火を投げ込んでいたことが、テレビ局の取材によって明らかになったと指摘。撮影者は挑発行為を終え、店員が抗議のために姿を現した場面のみを切り取って撮影し、その後車で逃走したと報じている。
また、被害を受けた店員が取材に対して「実際に石は投げていない。嫌がらせを繰り返す連中を追い払うためにポーズをとっただけだ」と語るとともに、同店では以前から日本人とみられるグループによる爆竹の投げ込みや、バットを持って周辺を徘徊(はいかい)するといった悪質な嫌がらせが頻発していたことを明かしたと伝えた。
記事は、このテレビ局が報じたという形を取り、日本国内ではここ数年「不法移民」にまつわるデマや、外国人排斥の動きが強まっていると指摘。都合よく切り取られた情報がSNSで拡散されることで、地域社会の調和が脅かされていると報じた。
この件について、中国のネットユーザーは総じて、日本や日本人の性質に絡めた批判的なコメントを多く残しており「泥棒が『泥棒を捕まえろ』と言うのは日本の常套手段だ」「日本人は被害者を装うのが本当に好きだ」「日本の人種差別は深刻だ。骨の髄まで外来者を排斥している」「どんどん移民して日本の『島国根性』の血統を書き換えてもらいたい」「表面上は上品で礼儀正しいが、実際には隙あらば不意打ちし、それを他人のせいにする」といった感想が並んでいる。
また、中国の友好国であるパキスタン人が被害を受けたということで、一層激昂するユーザーも一部で見られた。
一方で「これは中古車業者間の悪質な競争だ。勤勉に富を築いたパキスタンの人々が、地元民のもうけ話を邪魔したことで起きた紛争だろう」と冷静に分析するコメントも。











