中国のSNS・小紅書(RED)に、日本の物価の高騰ぶりを紹介する投稿があり、反響を呼んだ。

投稿者は「この物価、吐血する(日本)」とつづり、日本のスーパーの青果コーナーで撮影した写真をアップ。

写真には熊本県産トマト1個が本体価格399円、税込み430円で販売されている様子が写っている。

この投稿に日本で暮らす中国人からは「私もうこれの名前すら忘れたわ(高すぎてしばらく買っていない)」「(中国の家庭料理の)トマトと卵の炒め物も高級料理になっちゃったな」「高いね。私が昨日買ったのは3個で498円。卵は1パック320円」との声がある一方、「場所による」とつづりスーパーで小ぶりのトマト3個が税込323円で販売されている写真を添付するユーザーや、「私が買ったのは安くておいしかったよ」とつづり別のスーパーで6個税込495円で販売されている写真を添付するユーザーもいた。

また、「安めのもあるけど全体的に確かに高いよね。夏に中国ですごくいいトマトを2つ買ったら2元(約44円)だった」「旬じゃない野菜は高くなる。夏はもっと安かった」「(夏も)安くはなかったよ。相当無理をして1箱買った。しかも、国内のトマトよりおいしくない(涙)」「オーストラリアより高い。その値段ならこっちでは1キロ買える」「こっち(日本)は何もかも高い」といったコメントが寄せられた。

一方で、「中国でも値上がりしてるよ」「国内でもトマトは安くない。北京の都市部では1斤(500グラム)8元(約176円)くらい。

朝市でも6~7元(132~154円)はする」「こっち(甘粛省)もすごく高い。蘭州市では500グラムで9元(約198円)。給与水準を考えればそっち(日本)はまだマシ」といった意見も寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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