「軌道交通における京津冀(北京・天津・河北)」の重要な要として、北京市副都心の総合交通ハブ内に位置する北京通州駅が12月30日、正式に営業を開始しました。

開業後、都市間列車を利用すれば北京通州駅から最速26分で天津宝坻駅に、56分で天津北辰駅に、90分で河北省秦皇島駅に到着することができます。

営業開始当初、北京通州駅では12往復の列車が運行されます。

第14次五カ年計画期間(2021~2025年)において、北京・天津・河北の主要都市間の「1~1.5時間交通圏」は基本的に形成され、北京を中心とした「1時間通勤圏」は初めて一定の規模を備えました。

ここ数年、北京・天津・河北の直轄市・省を跨ぐ移動体験は継続して適正化されています。直轄市・省を跨ぐバス路線38本は常時運行され、北京を中心とした周辺17県・市(直轄市・省の下にある行政単位)を網羅し、沿線住民の日常的な移動のために便利な交通網を構築しました。通勤需要に対応した「通勤専用高速バス」は路線を拡大し続け、すでに11方向45路線が運行され、1日当たり平均延べ9000人を輸送しています。これにより、平均30~40分の通勤時間短縮を実現し、都市を跨ぐ通勤圧力を効果的に緩和しています。(提供/CRI)

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