中国メディアの環球時報は6日、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領の国賓訪中に関連し、韓国産業界から貿易や人工知能(AI)など新興分野における中国との協力強化に期待する声が上がっていると伝えた。

5日には北京の釣魚台で、両国の財界人ら約600人が参加する「中韓ビジネスフォーラム」が開かれた。

李氏は「韓国と中国は同じ海で同じ方向へ進む船」だとし、今後の両国の経済協力について「AIという未来技術を通じて製造業やビジネス業などでの協力をさらに深化させなければならない」と述べた。

李氏の訪中に合わせ、大韓商工会議所は2019年12月以来6年ぶりとなる訪中経済使節団を編成した。使節団は中国側とのビジネスフォーラムのほか、経済協力に関する業務協約(MOU)締結式に参加し、一対一のビジネス商談会なども行う。

記事は、韓国の関係者の話として「この動きは、ハイレベル外交の場を借りて中国との協力ルートを積極的に再開・拡大し、実務協力を深めたいという韓国産業界の強い意志を明確に示している。中国との関係の好転を受けて韓国が講じた重要な経済貿易措置だ」と伝えた。

また、韓国・連合ニュースの報道を引用し、2日に李氏の訪中日程が発表されると、韓国の株式市場ではゲームやエンタメ、化粧品など直接的な恩恵を受けられそうなセクターが一斉に上昇したことや、韓国の証券会社が今回の訪中について、両国の文化交流分野における対話と意思疎通が促され、関連産業に前向きな影響が及ぶと予測していることにも触れた。(翻訳・編集/柳川)

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