中国が独自に開発した掘削直径24メートルのシャフト(立坑)掘削機「啓明号」が中国沿海地区中部に位置する江蘇省太倉市で稼働し、上海市崇明区と太倉市を結ぶ崇太長江トンネルのシャフト工事に投入されました。
啓明号の本体高さは約13メートルです。
啓明号は自動掘削適応制御や自動同期組立など多数の革新的技術を搭載し、超深層・多水複合地層における「見えない、触れない、測れない」という技術的難題の解決に成功しました。また超深層シャフト施工を、従来の掘削モードからインテリジェント建造モードへ進化させました。
中国鉄路隧道局崇太長江トンネルプロジェクトの傅博偉副経理によると、シャフト掘削機は「地上作業員削減・地下無人化」の作業モードを採用し、軟岩・硬岩双方の掘削が可能です。2号シャフトは、崇太長江トンネルの「領航号」シールドマシンの「整備ステーション」に相当するとのことです。領航号はこれまでに長江の水面下で1万メートル以上の掘削に成功し、年内の貫通が見込まれています。
全長14.25キロメートルの崇太長江トンネルは、上海-重慶-四川高速鉄道の上海-南京区間における重要プロジェクトです。完成後は、上海市や江蘇省南京市、安徽省合肥市など長江沿い都市間の時間的・空間的距離が大幅に短縮されます。(提供/CRI)











