南方電網深セン電力供給局は13日、試験運用中の充電スタンドにおける放電・系統接続の売電精算を行い、新エネルギー自動車オーナーの李さんは約15元(約338円)の収益を得た。これは李さんが1カ月前、電力需要のピーク時間帯に合わせて約20キロワット時(kWh)の電力を電力網へ放電した分の収益だ。
深センでV2Gに参加した最初のユーザーの一人である李さんは、「政策を知った当初から、自分の愛車を充電ガン経由で電力網に放電させるまでに至り、今や新エネルギー車は快適な移動手段であるだけでなく、確かな経済的利益をもたらしてくれる存在だ。今後は車両の利用と経済的利益の創出をより良く両立させていくことができる」と語った。
広東省発展・改革委員会は2025年に新エネルギー車から電力網への放電価格に関する回答を出し、「放電価格はピーク・平常時・オフピークの価格制度を採用し、1kWh当たり0.453元に所定の係数を乗じて算出する」ことを明確にした。南方電網深セン電力供給局は、V2G専用の電力料金体系と精算モデルを拡張構築し、時間帯別課金計算式を差別化した。これにより、重要月およびその他の月の高温日において、ピーク・平常時・オフピーク時間帯の電力量を正確に課金することで、新エネルギー車が分散型蓄電ユニットとして電力網の調整に活用する価値の定量化を実現した。
深センは中国における初のV2Gの大規模応用試験都市の一つだ。南方電網深セン電力供給局の関係者は、「V2Gは急速に増加する新エネルギー車保有台数と配電網の負荷能力との矛盾を解決する革新的なソリューション提供している。価格によるインセンティブで、オフピーク時に充電しピーク時に放電するよう誘導することで、新エネルギー車の『移動型エネルギー貯蔵』としてのポテンシャルを引き出し、局所的な電力供給圧力を緩和できる。今後はV2Gの大規模応用をさらに深化させ、新型電力システムの構築を支えていく方針だ」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)











