中国メディアの参考消息は16日、「中国は高速鉄道の拡張で世界をリードし続ける」とする米トラベル・アンド・ツアー・ワールドの記事を紹介した。
記事はまず、「中国はこの分野における比類のない成長と技術革新により新たな世界基準を確立している」とし、中国の高速鉄道は2025年に総延長が5万キロの大台を突破するという重要な節目を迎え、中国は鉄道インフラへの継続的な投資と大胆な拡張計画により、今後も世界の鉄道業界の最前線に君臨し続けるだろうと伝えた。
記事によると、中国の鉄道網は21年から25年までの第14次五カ年計画の間に総延長が14万6300キロから約13%増の16万5000キロへと拡張し、うち高速鉄道の総延長は3万7900キロから約33%増の5万400キロへと急増した。その結果、中国の高速鉄道網は、世界のすべての高速鉄道システムの総延長を上回り、この業界における中国の比類なき地位を改めて示した。
記事はまた、中国の鉄道システムが総延長の拡張に加えて増加する旅客数にも対応し続けていることは、中国における鉄道旅行への依存度の高まりを物語っているとも伝えた。
記事によると、中国の高速鉄道網は、世界最大規模を誇るだけでなく、技術的にも最も先進的で、ほぼすべての主要都市と省を結ぶ精緻な高速鉄道網を構築している。中国の高速鉄道システムの規模と洗練性は、世界の鉄道旅行の新たな基準を確立した。
記事は、中国政府が鉄道網の拡張と改善に引き続き力強く取り組んでいることにも触れ、25年の鉄道インフラ投資額が前年比6%増の9015億元(約20兆7345億円)に達したことや、この投資により高速鉄道専用区間2862キロを含む3100キロ超の鉄道網の拡張が実現したことを紹介。「こうした継続的な投資により、中国の鉄道網は人口増加と経済成長の需要に確実に対応していくことができる」と伝えた。
また、中国が26年だけで2000キロを超える新線を増設する計画であることや、30年までに鉄道網の総延長を約18万キロに拡張することを目指しており、うち高速鉄道が約6万キロを占めることにも触れ、「この拡張により、中国の高速鉄道における世界的リーダーとしての地位がさらに強化され、乗客にとってより多様な移動手段が提供されることになるだろう」と伝えた。
さらに、「中国は国内だけでなく海外の鉄道プロジェクト開発にも積極的に取り組んでいる」とし、その例として中国・キルギス・ウズベキスタン鉄道を挙げ、このプロジェクトは、近隣諸国との鉄道網を構築し国境を越えた貿易と連結性を強化するという中国の広範な取り組みの一環だと伝えた。
記事によると、中国は鉄道分野における国際的なパートナーシップを継続している。25年にはハンガリー・セルビア鉄道のセルビア区間が全線開通し、鉄道業界における中国の世界的な影響力がさらに拡大した。東南アジアでは、インドネシアのジャカルタ・バンドン高速鉄道が2年間の運行を無事に終えた。
記事によると、中国の鉄道事業者は今後も国際鉄道プロジェクトの推進と越境輸送システムの強化を継続する計画で、アジアや欧州、その他の国々との新たな鉄道網を構築することで、世界的な連結性を強化するだけでなく、地域経済の発展にも貢献していく。これらの国際プロジェクトは、インフラ整備を通じて影響力を拡大し経済関係を強化するという中国のより広範な戦略にとって極めて重要だ。
記事は「中国の高速鉄道網の成功は、自国の鉄道システムの改善を目指す他の国々にとって模範となっている」とし、「中国は鉄道インフラへの投資とネットワークの拡大を継続しており、今後も高速鉄道において世界をリードし続けることは間違いない。将来に向けた野心的な計画と国際的な鉄道プロジェクトにおける存在感の高まりにより、中国の高速鉄道システムは今後数年間、世界の鉄道旅行に革命をもたらすと見込まれている」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)











