消費の観念が変化するにつれて、中国では「購入」より「レンタル」を好む若者が増えている。中国青年報社・社会調査センターが問卷網(wenjuan.com)と共同で実施した、青年1334人を対象とした調査では、回答者の約8割(77.3%)が「購入せずにレンタルを選んだことがある」と答えた。
北京で働いている00後(2000年以降生まれ)の顔欣妍さん(仮名)は2025年、新疆ウイグル自治区に旅行に行く時に、ジンバルカメラをレンタルした。購入すると3000~4000元(約6万6000~8万8000円)するカメラだが、10日間でわずか300元(約6600円)ちょっとでレンタルできたという。
陝西省西安市に住む90後(1990年代生まれ)の閆如月さんは子供の玩具をレンタルしてすでに3年になるといい、「子供の成長の過程では、年齢に合ったおもちゃを頻繁に替える必要がある。レンタルだとコストパフォーマンスが高いだけでなく、品揃えが充実していて、質もよい。業者は子供の特徴に合わせておすすめを紹介してくれる」と話す。
調査では、回答者の約8割(77.3%)が「購入せずにレンタルを選んだことがある」と答えた。クロス分析によると、回答した00後の割合が最も高く(82.2%)、以下、85後(1985~89年生まれ、79.7%)、90後(79.0%)と続いた。男女別で見ると、男性が(78.1%)と、女性の(76.5%)を上回った。都市のランク別で見ると、二線都市が最も多く(81.3%)、2番目は一線都市の81.0%だった。
では、若者はよく何をレンタルしているのだろうか?データによると、最も多いのはデジタル系(カメラやパソコン、ドローンなど)で42.5%。次に多かったのはアウトドア系(キャンプ用品やスキー用品など)で38.9%だった。
中国社会科学院・社会学研究所の研究員で、消費・文化社会学研究室の朱迪(ジュウ・ディー)主任は、「若者の消費観念は現在変化している。以前の『買えないならあきらめる』と『高利貸しを利用しても手に入れたい』という両極端のスタイルから、『何が必要かまず見極め、それから現実的なアプローチを検討する』という理性的なスタイルへと変化している。若者は価格交渉や共有、レンタルといったスタイルを柔軟に使い、自身の購買力に合わせてニーズを満たしている。これは、現代の若者は消費に対し、より成熟していて、実務的であることを示しており、市場もそれに対応して供給するようになっている」と分析した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)











