中国メディアの環球時報は9日、2026年の世界半導体販売額が1兆ドル(約157兆円)に達する可能性もあるとする記事を掲載した。

記事が取り上げたのは米ニュースサイト、ブライトバートの報道で、それによると、米国半導体工業会(SIA)はこのほど発表した報告書で、25年の販売額が前年比25.6%増の7917億ドル(約124兆2969億円)に達したとし、26年は1兆ドルに達するとの見通しを示した。

世界の半導体業界は、人工知能(AI)アプリケーションとあらゆる経済セクターにおけるコンピューターチップの統合拡大によって重要な節目を迎えることになる。この節目は業界専門家の当初の予測よりもはるかに早く到来する見込みだ。

半導体売上高の急増をけん引しているのは主にデータセンター向け新型コンピューターへの巨大な需要だ。この需要により半導体業界は成長予測を上回る業績を上げている。

製品カテゴリー別では、デバイスの中央処理装置として機能するロジックチップの売上高が同40%増という目覚ましい成長を遂げて3019億ドル(約47兆3983億円)に達した。コンピューターがデータを保存・管理できるようにするメモリ半導体の成長も同様に目覚ましく、売上高は同35%増の2231億ドル(約35兆267億円)に達した。

この業界には歴史的に好不況を繰り返してきた周期的な性質がある。しかしSIAのジョン・ニューファー最高経営責任者(CEO)はメディアのインタビューに応じ、「私たちの業界で成長が見られれば、他の業界でも飛躍的な利益がもたらされる。私たちの技術は、ほぼすべての重要な戦略的産業の基盤となっている。これは非常に良い兆候だ」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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