仏国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版は9日、日本の衆議院選挙の結果に対する北京市民の反応を伝えた。

8日に投開票が行われた衆院選では高市早苗首相の人気に支えられた自民党が316議席を獲得して圧勝した。

記事は、ロイターの記者が北京市で行ったインタビューを引用。この中で、23歳の女性は「これは間違いなく日中関係に影響を与える。これまで、日本の街頭で行われたインタビューでは多くの人が『これ(日中の対立)は政治の問題であり、中国と日本の庶民にはあまり関係はない。人同士は普通に交流できる』と言っていた。でも今回の投票結果が、より多くの日本人の心の声を反映しているのだと思う」と語った。

29歳の女性は「私は今回の選挙については実はそれほど注目していなかったが、微博(ウェイボー)や抖音(ドウイン。中国版TikTok)などで短い動画をいくつか目にした。自分から意図的にクリックして見たわけではない」とし、「高市氏の発言は昨年末には少し気にしていた。それは当時、日本旅行を計画していたから。だけど、国が日本旅行を推奨しないという通知があって、それを聞き入れて、最終的には計画は実現しなかった」と話した。

高市氏が昨年の台湾有事発言に続き1月にも「米軍が攻撃を受けた時に日本が何にもせずに逃げ帰ると、日米同盟はつぶれる」と語り、これに対して中国当局が「再軍事化の野心を露呈し、地域の平和と日中関係の基盤を脅かすもの」と批判したことについて、女性は「自分はただ世界の平和を願っているだけ。ガザに関するいくつかの動画や写真を見て、とても心が痛んだ。

国と国の間の衝突ができる限り減って、世界が平和であることを願っている」と語った。(翻訳・編集/北田)

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