台湾のケンタッキー・フライド・チキン(KFC)のエッグタルトに乾電池が混入していたとの訴えが物議を醸した。台湾メディアの聯合新聞網などが12日に報じた。
記事によると、先日、ある台湾のネットユーザーが高雄市楠梓区のケンタッキーでエッグタルトを1箱購入して自宅に持ち帰った。家族から電子レンジで温めるように勧められたが、面倒だったためそのまま食べた。その際に、ふとタルトの底を見ると黒い影のようなものがあるのを発見。タルトを割ってみると、なんと中から黒い乾電池が出てきたという。
同ユーザーはタルトの中に埋まった乾電池の写真を投稿し、「家族はずっと電子レンジを使えと言っていた。その方がおいしいからって。そのまま食べたことで、私は家族を救った……。考えれば考えるほど恐ろしい……」とつづった。
この投稿は大きな話題を呼び、ネットユーザーからは「かなりあからさま。わざとこういう投稿をして、ケンタッキーを貶めようとしている」「エッグタルトはオーブンで焼かれている。入っていた電池が爆発も膨張も変形もしないなんてあり得るか?」「ケンタッキーの元従業員だけど、調理場でこのタイプの電池を使うものはなかった。エッグタルトの液を調合した後、小さなポットに移すが、その注ぎ口はとても小さく、電池が入り込むことは不可能」など、投稿者のうそではないかと疑う声が相次いだ。
ところが、ケンタッキーは11日に声明を発表し、「本件については重大に受け止めており、直ちに内部調査を開始し点検を行った。初歩的な判断としては、個別の店舗による不適切な作業工程により、異物が誤って混入したとみられる」とし、実際に店舗で混入した可能性が高いとの認識を示した。
同社はまた、当事者と連絡を試みているものの返答が得られていないこと、台湾全土の店舗で点検と作業規範の順守を強化することを説明し、「今回の件により消費者にご心配とご迷惑をおかけしたことについて、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。(翻訳・編集/北田)











