北京で2月11日、中国農業科学院が中国内外の研究機関と共同で立ち上げた国際的な大規模科学計画である「植物の星計画」が始まりました。

このプロジェクトは15の国と地域からの49のトップレベルの研究機関が参加し、人工知能(AI)のアルゴリズムとモデルを組み合わせ、陸上植物の主要な系統の遺伝子コードを解読することで、完全な「植物の生命の樹」を描き、食糧安全保障、生物多様性の保護、新薬発見、持続可能な発展といった世界的な課題に対応するものです。

「植物の星計画」の主要責任者の一人である中国農業科学院深セン農業ゲノム研究所の王麗研究員によると、2000年には初の植物ゲノムとしてシロイヌナズナのゲノムが公開されましたが、26年たった今も、99%以上の陸上植物で質の高い参照ゲノムが欠如しており、このことが、植物の多様性、適応性及び機能における潜在能力に対する人類の深い理解と応用開発を著しく制限しています。

「植物の星計画」では、参照ゲノムが欠如している目や科のサンプリングを行い、系統発生ゲノム学による方法で、高解像度で年代を校正した陸上植物の完全な系統発生樹を構築していきます。このことで、すべての主要な植物群間の親縁関係と分化の時期を根本から解明し、完全な植物の「生命の樹」を描き出します。(提供/CRI)

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