2026年2月18日、中国メディア・参考消息は「日本が採掘したレアアース泥の真相が来た」と題し、南鳥島沖で成功したレアアース泥の試掘をめぐり、政府による政治的な宣伝が成果を誇張しており、商業化には技術的・経済的に高い壁が立ちはだかっていると伝えた。
記事は日本メディアの報道を引用し、衆議院選挙の激戦中に試掘成功が発表され、高市早苗首相をはじめ与党議員らが大々的に宣伝したと紹介。
その上で、今回の試験は深海から泥を連続回収する技術検証段階にとどまり、含有量分析や利用可能量の確認は未済と解説。商業化については、低含有量で分離困難なため高度な精錬技術が必要な上、輸送・精錬コストを加味すると中国産との価格競争は極めて難しいと分析した。
記事は、中国産レアアース精鉱の1トンあたり約3600ドル(約55万円)に対し、南鳥島産の試算価格は約7万ドル(約1070万円)と約20倍に上るとも伝えている。
この件について、中国のネットユーザーはさまざまな反応を示した。最も多かったのは「中国産レアアースの価格が安過ぎる、値上げすべきだ」という声で、「われわれのレアアースはまだ安過ぎる」「非常に大きな値上げ余地がある」といったコメントが相次いだ。
また、「本当に使える宝が見つかったなら大騒ぎしないはずだ」「海底で何十億円かけて何千万円分の金を引き上げるようなもの」と冷笑する声も目立った。
さらに、採掘技術もさることながら精錬技術の重要さに言及する声も多く、「レアアースの抽出技術こそが最重要で、高純度分離技術は中国が独占している」との指摘も見られた。このほか「日本が自前で調達できるなら、もう売らなくていい」「輸出停止でお祝いだ」といった強硬論も散見された。(編集・翻訳/川尻)











