中国では2月15日、9日間の春節(旧正月)連休がスタートしました。期間中、「分散型年越し」と呼ばれる新たなスタイルが広がりを見せています。
美団旅行の統計では、18日から21日までの航空券予約数が前年同期比40%増加しました。景徳鎮(江西省)や開封(河南省)など、文化的特色を持つ中小都市への関心も急上昇しており、旅行需要が「深掘り型」「地域密着型」へと高度化していることがうかがえます。
また、北京からは西安(陝西省)や南京(江蘇省)、洛陽(河南省)などへ、上海からは南京や杭州(浙江省)、蘇州(江蘇省)など「4時間高速鉄道圏」内の都市への短距離旅行が好調で、従来の一方向型の春運(春節前後の特別輸送体制)構造に変化が生じています。
同程旅行は、連休の長期化が「分散型年越し」を後押ししたと分析します。海外旅行では4~5日間の商品が7割超を占め、「18日に出発し、連休最終日前日の22日に戻る」という動きも目立ちます。
春節が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された後、2度目の春節となる今年は、福州(福建省)や太原(山西省)など特色ある春節の伝統行事が体験できる都市も人気です。一方で、北京や成都、昆明(雲南省)、ハルビン(黒龍江省)といった定番都市が依然として国内観光の主軸を担っており、とりわけハルビンへの航空旅客比率は前年を明らかに上回りました。
中国で春節消費は体験重視型へとシフトしつつあります。(提供/CRI)











