中国メディアの環球時報はこのほど、運動(スポーツ)と休暇(バケーション)を同時に楽しむ旅行「スポーツケーション」が中国の若者の間で新たなトレンドになっているとする香港メディア、サウスチャイナ・モーニング・ポストの記事を紹介した。
記事によると、ロマンチックなインドネシアのバリ島は、過酷なスポーツの保養地と化している。健康志向の中国人旅行者は2万元(約44万円)を費やして、リラックスするのではなく軍隊式のテニスキャンプに耐えている。スポーツケーションと呼ばれるこのトレンドの下、中国人旅行者は観光を楽しんだりビーチでのんびりしたりする代わりに、ダイビングやスカイダイビング、スキー、サイクリングなどで汗を流している。
2025年の国慶節(建国記念日)に伴う大型連休を利用してバリ島での6泊7日のテニスブートキャンプに参加した28歳のイー・チエンさんは、航空運賃やキャンプ費用などを含めて2万元以上を費やした。イーさんを含む8人のグループは、毎日異なるプロのコーチの指導を受けた。1週間のスケジュールはびっしりと組まれていて、午前9時からテニスの練習を3時間行い、午後は島内を散策したり、地元の料理を楽しんだり、マッサージを受けたりして、夜にはまだ体力が残っている人向けのオプションとして試合の予定も組まれていた。
バリ島ではテニスだけでなくサーフィンもスポーツケーションの一部となっていて、ヨガや瞑想(めいそう)、クロスフィットなどのアクティビティとの組み合わせで多くの若い中国人旅行者を魅了している。チャングーエリアにはほぼ毎日、朝の無料のランニンググループが集まる。午前7時ごろにカフェの前に集合し、プロのコーチの指導の下でウォーミングアップをして朝日に向かって出発する。
スポーツケーションをめぐっては、中国のSNS上で活発な議論が交わされていて「次のブームになる可能性が高いが、それをするにはかなりの自制心と勇気が求められる」との声もある。(翻訳・編集/柳川)
— 中国動画 (@RC00547555) February 24, 2026











