中国SNSの微信(ウィーチャット)で26日、「台湾の少女が東京の街中で故意に突き飛ばされた」との文章が配信された。

文章はまず、「東京・渋谷のスクランブル交差点で撮影された1本の動画が25日に大量に拡散された。動画には台湾の少女が日本人女性にぶつかられて倒れる様子が映っている。ぶつかった相手はさっさと立ち去った」と記し、この動画が大きな議論を呼んだことを伝えた。

文章によると、少女は母親と一緒に東京旅行の最後の夜を過ごしているところだった。有名なスクランブル交差点で記念写真を撮って旅の楽しい思い出を残そうとしていた中での出来事だったという。

動画の中の少女はカメラの方を見ながら後ろ向きに跳ねており、文章は「背後から歩いてきた女性が強くぶつかった」とした上で、「体の重心が不安定になっていた少女は前方に倒れ込んだ」と伝えた。少女はひざを擦りむいたが、大きなけがはなかったという。

文章はまた、ネットユーザーの間からは「『ぶつかり族』ではないか」との声も上がっているとした上で、「この出来事がネットで拡散されると、台湾世論には批判の矛先が当事者の親子に向けられるという奇妙な状況が見られた」と伝えた。

文章によると、SNSには女性を批判する声がある一方、「台湾の少女が渋谷でぶつかられる、親は撮影だけに気を取られて公共マナーに無頓着?」といった投稿が寄せられ、こうした投稿のコメント欄には「跳ね回って撮影すれば邪魔になる」「親がしつけをしないから台湾人の印象が悪くなる」などの書き込みがあったという。(翻訳・編集/野谷)

編集部おすすめ