中国メディアの環球時報は26日、日本への渡航を避けた中国人客がタイの旅行業の回復をけん引しているとする記事を掲載した。
記事はまず、中国では多くの人が春節(旧正月)に伴う大型連休の旅行先として日本ではなくタイを選んだとし、米トラベル・アンド・ツアー・ワールドの報道を引用して、タイ政府観光庁のデータによると、22日までの1週間のタイへの旅行客全体の23%を中国人客が占めたと伝えた。
そして、トラベル・アンド・ツアー・ワールドによると、タイはコロナ禍前に年間4000万人の観光客を受け入れる見込みで、今はまだその規模まで完全に回復していないものの、中国人客の復帰は今年の旅行業の回復における力強い兆候の一つとなっていると伝えた。
記事は、特殊詐欺への懸念から昨年タイを訪れた中国人客は減少したが、タイ政府観光庁は中国人客の呼び戻しに向けたプロモーション活動を強化し、その効果が見られていると指摘。旅行マーケティング・テクノロジー企業チャイナ・トレーディング・デスクによると、今年の春節連休にタイを訪れた中国人客は前年同期と比較して6万人増加して25万人に達し、タイが目標としていた24万1000人を上回ったと伝えた。
日本については、日本政府観光局によると、1月の中国からの訪日客が前年同月比60%超も減少したことや、米ブルームバーグが「この影響は百貨店の売り上げにも及んでいて、業界の苦境が続いていることが浮き彫りになった」と報じたことに触れた。(翻訳・編集/柳川)











