お月見を楽しむ元宵節(旧暦1月15日)が3月3日に到来する。さらに今年はその日、月が完全に暗くなる「皆既月食」を観測できる。

北京天文館の専門家は、「今年度に中国で観測できる一大天体イベントで、非常に期待できる」としている。

今回の皆既月食は、中国東部エリアで月食の全過程を観測できる。中部エリアでは、欠けた状態で現れる月を見て、ゆっくりと満月に戻るまでの過程を観測できる。西部エリアでは、皆既月食が終わり、月の外周の谷の部分から太陽光が漏れ始める時から、満月に戻るまでの過程を観測できる。

今年度は日食と月食が計4回あるものの、中国で観測できるのは3月3日の1回だけとなる。そのため今回の皆既月食は今年の一大天体イベントとなっている。

その理由は2つあり、1つ目は中国のほとんどの地域で観測できるからだ。天気さえ良ければ、どこでも「ブラッドムーン」と呼ばれる月全体が暗い赤色に染まって見える現象を楽しむことができる。2つ目は、観測しやすい時間帯に発生するからだ。皆既月食は家族そろって元宵節を祝う時間帯となる午後7時4分に始まる。また今回の月食は始まる時間が比較的早く、中国で観測する場合、皆既月食の始まる際の月は比較的低い位置にあり、撮影するには絶好の機会となる。

元宵節を迎える3月3日の夜には、空を見上げて皆既月食という今年の一大天体イベントを楽しむよう、今から計画しておこう。

(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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