台湾メディアの中時新聞網は2日、日本人の台湾旅行の行程は「みんなコピペ」だとの投稿がSNSで話題になり、その原因としてある問題が指摘されていると報じた。

記事によると、台湾の若者向けSNS・Dcardである女性が、日本人観光客が台湾を訪れた時の行程はまるでコピペのようにみんなとても似通っていて、永康街、西門町、迪化街、龍山寺、九份、十分老街、台中の宮原眼科、各地の夜市などが中心で、その他の場所を訪れることは少ないと指摘した。

また、多くの日本人観光客がスターバックスを好んで利用し、台湾ならではの飲み歩きできるドリンクをあまり試してくれないことを「とても残念」としたほか、日本人はお土産を大量に買うことは少なく、何度も価格を比較し、詰め合わせボックスのような物も多くて2箱程度しか買わないとも言及。これについては、円相場(円安)が関係しているのではないかと推測した。

日本人の台湾旅行が「コピペ」になる理由―台湾メディア
龍山寺

この投稿は議論を呼び、多くの人は「外国人が台湾を旅行する際には交通の利便性が最優先になり、主にMRTで行ける観光地を選ぶ傾向がある」ことを原因に挙げた。

具体的には、「日本人観光客が初めて台湾に来るなら、有名な観光地を中心にするのは当然だ」「台湾に遊びに来るなら、やはりMRTで行ける場所が中心になるだろう」「台北の観光地は限られているからね」「公共交通機関では小さな町へ行くのは不便だし、英語の情報も少ない。ホテルのコスパも悪い」「台北はMRTのカバー率が高い。他の県や市が外国人を呼び込みたいなら、まずインフラや交通を整備すべき」といった声が上がったようだ。

また、お土産の購入については「台湾と日本では習慣が異なり、台湾人は大量購入を好むのに対し、日本人は少量を厳選し、品質や価格を重視する」との意見が多く寄せられたほか、中には「日本人はもともとお土産をあまり買わない。(飛行機の)預入荷物さえ利用しないこともある」とのコメントも見られたという。(翻訳・編集/北田)

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