中国メディアの環球網は4日、韓国で報じられた「留学生の激増に伴う宿舎争奪戦」の話題について伝えた。
記事が韓国メディアの報道として伝えたところによると、韓国では留学生の規模拡大が続いており、複数の大学で新学期前に宿舎争奪戦が発生。
韓国政府は2023年に留学生30万人誘致計画を打ち出し、学生ビザの規制を緩和するなどの措置を講じた。韓国法務部のデータによると、25年12月時点で韓国の留学生数はすでに31万人に達し、うち半数以上が首都圏に集中。ただ、首都圏にある大学の同年の宿舎入居申請成功率は17.8%にとどまり、ソウルの重点大学6校ではそれをさらに下回る10%前後という低さとなった。
韓国の多くの大学は国際化指標の引き上げを目指して留学生の受け入れを大幅に拡大し、留学生に宿舎の割り当てで優先的な待遇を与えている。一方、宿舎に入居できなかった大勢の韓国人学生が周辺の賃貸市場に流入。結果、家賃が押し上げられ、「校内には住めず、校外では経済的に借りられない」という状況が生まれた。学校から離れたエリアへの引っ越しを余儀なくされるケースも少なくなく、この部屋探し競争には宿舎に入れなかった留学生も加わらざるを得ない状況だ。
記事はまた、「宿舎をめぐる圧力は集団間の対立もエスカレートさせている」と記し、延世大学のオンラインコミュニティーで以前、「大学側は自国の学生よりも留学生を優遇している」との批判が見られたことを取り上げた。さらに成均館大学の宿舎の元管理人から「騒音や衛生などの生活習慣の違いに宿舎をめぐる競争が重なり、韓国人学生の留学生に対する不満がさらに強まった」との声が聞かれたことを説明した上で、「一部大学は新たな宿舎の建設や校外施設の賃貸で事態の緩和を図ろうとしているものの、資金的な問題や学齢人口の減少、住民の反対など複数の要因で宿舎建設の進展は鈍い」と伝えた。(翻訳・編集/野谷)











